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収支計画シュミレーション
収支計画シュミレーション−2
コンバージョン

グループホームへのコンバージョン

グループホームを設立するにあたって、少ない投資で可能にする有効な方法がコンバージョンです。主に1戸建ての住宅や独身寮からのコンバージョンが多いようですが、注意点をまとめてみました。

CASE 1 1戸建て住宅をグループホームへコンバージョンする場合

 

 より家庭的な雰囲気を求められるグループホームには1戸建て住宅をコンバージョンして活用するというのは良い方法だと思います。この場合の注意点は、建物がバリアフリー化されているか(あるいはそれが可能か)というのは言うまでもありませんが、Q&Aでも書きましたが、グループホームの場合、建築基準法上寄宿舎として扱われます。したがって、建築確認の用途変更(1戸建て住宅→寄宿舎)の手続きが必要になります。その場合、コンバージョンしようとする建物の検査済証があることが原則となります。

 また、単なる申請手続きをすれば良いのではなく、寄宿舎という用途として扱われますと、色々な厳しい制約が要求されます。よく問題になるのが、各居室からの2方向避難の問題、その居室出入り口から道路までの避難通路の巾の問題等です。これは計画地の地方の条例により、異なりますが、横浜市の場合は2mの巾が必要になります。玄関だけでなく、避難経路になる全ての出入り口から2mの巾が必要になりますので注意が必要です。その他排煙窓など普通の住宅では必要のないことが要求されますので、それらに対応できるようにしなくてはなりません。

 また、消防法では老人ホームと同じ用途とみなされる場合が多いので、防火対象物を設置する際の手続きが必要になります。消防法で要求される設備としては1戸建の住宅をグループホームにコンバージョンする場合は、消火器と誘導灯、そして外壁がラスモル仕上げの場合は漏電火災警報器程度が必要になります。

 

住宅の玄関に設置した誘導灯

漏電火災警報機


CASE 2  社員寮をグループホームへコンバージョンする場合

最近よくある話ですが、企業の独身寮をグループホームへコンバージョンできないかという相談です。独身寮は寄宿舎と同一と考えられますので、建築基準法による用途変更の手続きは原則不要となります。また、避難経路や接道等の問題もないはずですからコンバージョンに適していると思います。ただし、念のため検査済証の有無は確認した方が良いと思います。

 

 消防への手続きは1戸建ての場合と同様に届出が必要になりますが、規模が大きくなると自動火災報知設備、スプリンクラー設備等高額な設備が必要になる場合があります。例えば、1,000uを超える寄宿舎をグループホームとデイサービスの複合施設にコンバージョンしようとするとスプリンクラーの設置が必要になってきます。

 

 
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最終更新日 : 2005/03/19